福岡バイオコミュイニティ・アクセラレーションプログラム(“FBCAP”)の第1回Innovation Contestを2023年2月17日(金)に開催しました。当日は、FBCAPのReview Meetingを経て選抜された4名 / チームが、製薬企業やVC等の視聴者に向けてライフサイエンス分野における研究成果の社会実装プランを発表しました。
福岡バイオコミュニティのアドバイザーやTBAP Advisor、TBAP Corporate会員で構成される審査員による審査の結果、最優秀賞は、『次世代型ゲノム編集遺伝子治療プラットフォームの実用化』の発表を行なった九州大学の川又理樹氏が受賞。同氏は活性調節gRNAを用いた精密なゲノム編集技術を開発し、遺伝子治療の課題の解決と事業化を目指しています。
また優秀賞はFeliqs社の『酸化脂質の⽣成抑制に基づく創薬』が受賞。独自のスクリーニングプラットフォームにより発見した化合物による加齢黄斑変性(AMD)の治療薬やドラッグリポジショニングによる未熟児網膜症の治療薬等の開発を目指しています。